新緑の5月

 3月の確定申告、4月の桜の季節が終わり、新緑の5月、いい季節になりました。
 会計事務所にとって5月は、会社の法人税の申告です。(日本は3月決算の会社が一番多く、2か月後の5月が申告の期限です。)
もうひと頑張りです。

 世界卓球選手権団体戦、韓国・北朝鮮南北合同チーム「コリア」との女子準決勝、伊藤美誠、石川佳純、平野美宇がすごかったです。石川佳純の涙が印象的でした。中学、高校時代、陸上部長距離だったので、球がきたらすぐ打ち返さなければならないあんな忙しい運動をよくやっているなと、卓球部をみていましたが、カーリングを真似てモグモグタイムをやっていたら、ぶっとばされそうなすごい迫力でした。今風に言えば、「元気をもらった」ということです。

 「ひふみ投信」ファンド・マネージャー、藤野英人氏の「ヤバい会社」(日経ビジネス人文庫)を読みました。以前「伸びる会社ダメな会社の法則」(講談社+α新書)を読み、テレビ東京カンブリア宮殿で取り上げられているのもみました。会社のトップが現状に満足するようになると、会社の勢いがなくなり成長が止まるということだと思います。その状況が、会社のどのようなところに顕れるかを例示しています。
 
 「伸びる会社ダメな会社の法則」では、
  ・スリッパに履きかえる会社に投資すると不思議に儲からない。
  ・極端に美人の受付嬢がいる会社は、問題がある。
  ・喜々として業界団体やロータリークラブの名刺をくれる社長には要注意。
 
 「ヤバい会社」では、
  ・お茶をあっという間に飲み干す社長の会社は株価が上がる。
  ・社内結婚が多い会社は儲かっている。
  ・ナンバー2がしっかりしているオーナー会社は成長企業。 などです。

 著作権の問題があるので、内容を詳しく書きませんが、書店で手に取って、見出しをみて下さい。必ず買って読んでみようと思います。
 なお、私の経験ですが、社長自ら社会保険の手続きをする会社は、なぜか成長しないというジンクスがあります。                        H30.5.9