2012.12月のコラム

12月 師走です。年末で忙しく、師も走るという意味です。

 新聞に、パソコンで競馬の賭けをやっていて何億円と儲けを申告していないので申告するよう促されている人の記事が掲載されていました。
本人は勝ったのと同じくらい負けもあり、現金もなく勝った分だけ申告しても税金を支払うことは出来ず裁判で争うといっています。

宝くじは、税法でなく別の法律で税金がかからないようになっています。

株の売買は利益と損失を相殺できます。ところが、競馬は非課税でもなく又相殺も出来ないことになっています。

宝くじは都道府県等の主催者が何%か取り分をとった後、分配します。競馬も主催者が何%か取った後を分配します。宝くじも競馬も主催者は公共団体なので競馬の儲けに課税するのは二重課税ではないでしょうか。

株の売買のように利益と損失を相殺できると税法の条文には規定していませんが、してはならないとも規定していません。

この裁判は最高裁判所まで行くかもしれません。判例研究として
注目すべき事例です。

自民党政権になり、株価も上がっています。
景気がよくなればよいですね。

皆様よいお年をお迎えください。
2012.11月のコラム

 11月4日 ホテルオークラで長男が結婚披露宴をおこないました。披露宴にご出席いただいた皆様、ありがとうございました。これからも若い二人をよろしくお願いいたします。

 11月になると秋も深まり、会計事務所の繁忙期、年末調整、確定申告が近づいてきたことが感じられます。昔は会計事務所は季節労働者だといわれいたぐらいで、手書きの時代は大変でした。人数の多い新聞販売店の年末調整をやったときは、右腕が疲れてじーんとなって右腕を上にして寝たものでした。

 パソコンが出てきて少しは良くなりましたが、やはり忙しいのは変わりません。ただし、この時期暇では困るので、忙しいのは良いことです。

平成25年から復興特別所得税が課税されるので源泉徴収額が変わり、源泉徴収税額表も変わります。25年度からは新しい税額表をお使いください。
2012.11月のひとりごと
 
 11月はあちらこちらの大学で趣向をこらした文化祭がおこなわれます。最近では、アーチストや芸人を呼んで集客する大学も増えています。

 そんななか息子の通っている大学は異彩を放っていました。
海をテーマにした学祭はその名も「海鷹祭」毎年マグロの解体ショーが行われ捌かれたマグロの切り身はじゃんけん大会で勝ち残った人に安価で販売されます。

例年いろいろな漁港が協賛で出てくれるので近所の主婦が海産物目当てに訪れます。 でも昨年今年はその数が激減しました。震災で日ごろお世話になっている漁港が被害を受けたのです。学生たちは寄付を募りボランティアにも積極的でした。震災から一年半復興にはまだ時間がかかりそうです。

文化祭の目玉、まぐろ漬け丼や鮭いくら丼は人気で早く行かないと売り切れてしまします。海鮮汁は身体が温まります。七輪で秋刀魚を焼く文化祭はおそらくここだけかと思います。
マグロを捌いた広場で午後から学生によるバンド演奏、ことしもドラムで参加の息子に黄色い声援を送ります。とてもこじんまりしていますが、暖かい文化祭でした。

11月4日は心のこもった、とてもすてきな披露宴でした。
おまねきいただきありがとうございました。
                   スタッフ:Y
 (*^。^*) 

                               
2012.10月のコラム

 10月 大学の先輩の会計事務所の社内旅行に当事務所のスタッフ2名とともに参加し、屋久島へ行ってきました。

世界遺産の「縄文杉」まで往復10時間のコースはとても行けないので、ヤクスギランド内の3時間コースを選びました。

屋久島は岩盤の上にある島です。屋久杉も岩に根を張っていて、改めて自然の生命力の強さを実感しました。人間も本来は自然にあって、そうあったはずです。もっと強くならなくてはと思いました。

 話がそれますが、青森の三内丸山遺跡、ここに行くと日本人が縄文時代に自然の中で生活していた・・・なんともいえない懐かしさと落ち着きを感じます。

 この旅行中も含めて10月に三島由紀夫の「豊穣の海」四部作の第一作「春の雪」を読みました。この四部作は私の大学生の時代に書かれたものですが、読まないで今まできたものです。最近[源氏物語」を読んだという大学の先輩がいました。

 考えてみると書名だけ知っていて日常生活に追われて読んでいない
名著がたくさんあります。
これはいけないと思い、まず読んだのが夏目漱石の著書の中で
まだ読んでいなかった「明暗」です。

ところがこの著書は読み通すのに努力がいりました。

そこで高校時代に戻ったつもりで読んだのが川端康成の[伊豆の踊り子」と三島由紀夫の「潮騒」です。この延長上に「春の雪」があるのです。
「春の雪」は難解な語句が多かったです。

ビジネス書・司馬遼太郎・池波正太郎もよいですが、たまには純文学もよいかなと思いました。
2012.10月のひとりごと


 10
5日〜7日 屋久島へ行ってきました。 日ごろの行いがよいのか天気に恵まれました。 鹿児島から屋久島へ向かう飛行機からは、現在も噴火中の桜島が見えました。

6日は朝暗いうちに、430分に集合しバスに乗り込み、6時すぎから登山開始!

トンネルを抜け、結構ハイスピードでもくもくとトロッコ道を歩くこと約3時間 大株歩道の入り口に到着。途中手すりのない足場の板が乗っただけの高さ何十mの橋に足がすくんだり、朝日と水を浴びてきれいな緑の苔をみたりしました。(今年は雨が多かったのでこの時期でも十分楽しめるとのこと。ラッキー!)

“ここから急な階段になります。”とのガイドさんの脅し。本当でした。木の階段ですが、てすりがないので恐怖でした。難所をぬけるとウイルソン株が待っていました。

ウイルソン株の中にはいるとみごとなハートが見え、いままでの疲れが消し飛んでしまいました。その後、いよいよ世界自然遺産への入り口です。何千年も生きているといわれている三大杉、大王杉、夫婦杉、などをみながら歩く道は木の根と木の階段の繰り返し。

無事、樹齢7200年 世界最古の植物ともいわれている縄文杉に会うことができました。

(本当の樹齢ははっきりしていません。)なつかしいおじいさんにあったような気分です。

ガイドさんの案内がよかったのかすいていたので、写真を撮ったり、ゆっくりと縄文杉にあうことができました。

帰りは途中水辺に下りたりしながら、長いトロッコ道はガイドさんと話をしながら4時に登山口に到着! 10時間頑張った自分に“えらい”と言っていました。運動嫌いを克服できました。 次はどこに行こうかな〜 山ガールデビューです。

ウイルソン株は年貢で納める為に切られた切り株とのこと。昔の方が今よりも納税するのが大変だったことがうかがえました。

連休でうかれていましたが、気を引き締めて現在の適切な納税ができるよう仕事にとりくみたいと思います

      スタッフ:K (^_-)-☆
                     

2012.9月のコラム

 9月 「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますが、彼岸を過ぎて朝夕少し涼しくなってきました。

 日本社会のクールビズは定着し大部分の事業体は、
10月末までネクタイなしですがネクタイを作っている企業は大変だろうなと思います。


 テレビを見ていると「うちは、手間をかけて食事を作っています」という飲食店が紹介されました。「母から手間をかけて作れ、http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/0f/13f81f8f23a6f8d254c52d61b46bbfa9.jpg飲食店の売り物は手間だと繰り返し言われてきた」とのことです。

 大手飲食店チェーンが、集中キッチン方式で調理の効率化を図るのとまったく正反対の経営方針です。手間をかけることは食事を作る基本ですが斬新な言葉に聞こえました。

 経営にとって重要なことは継続することです。飲食店の経営は厳しいものがありますが、このように経営の基本的スタンスがしっかりしているお店は地域で生き残るだろうなと改めて思いました
2012.9月のひとりごと
 
10月はじめに屋久島に行ってきます。

屋久島といえば縄文杉。絶対に行ってみたい場所です。ところが往復10時間の登山コースというハードなもので、「ちょっとハイキング」の気分ではたどり着けない場所だと知らされました。

それでも絶対行きたいという強い思いで、チャレンジすることに決定。
まずはトレッキングシューズを購入して、練習がてら高尾山に登ってきました。
軽装の観光客も多い中、山ガールさながらリュックに屋久島当日持つ荷物を全部詰めてのフル装備。やる気満々での初登山です。

細い登山道や沢を登って1時間半くらいで頂上に到着しました。
日ごろの行いのせいか、頂上からの眺めは雨のため全く見えず、食事もそこそこに下山の途に就くことに。下山は荷物がやけに重く感じます。

高尾山は年配の方に人気だそうですが、無理のないコースで山が楽しめるので人気の理由がよくわかりました。
車依存症の私は、ほかの方々に比べてどうもあまり足を使っていないようです。

そんな不安から、何度か近所の水元公園までトレーニングがてら歩きに行きましたが、とうてい10時間歩き続ける未知の領域まではわかりません。
あとはチャレンジあるのみ。

縄文杉に無事に会えたかどうかは次回をお楽しみに
Kさんにづづく。。。
                スタッフ:w (#^.^#)
2012.6月のコラム

 6月、消費税法改正案が衆議院で可決されました。5%から8%への消費税率引き上げが現実のものとなりつつあります。建築業・製造業の皆様は平成26年4月1日より8%の消費税率が適用されますが、平成25年9月30日までに契約すれば、消費税率5%でよいことに留意してください。

 3月決算の5月申告が終わったので、休日久しぶりに妻と一日小旅行をしました。わたらせ渓谷鉄道にある富弘美術館と足尾銅山です。富弘美術館は、星野富弘氏の「花の詩画」を展示している美術館で、山と湖、緑につつまれた「生きることの大切さ」を教えてくれる美術館です。

一方足雄銅山は、明治維新後の日本の工業化を支えた銅山ですが、地域住民は足尾の鉱毒の犠牲になりました。田中正造は明治天皇に直訴しました。

 わたらせ渓谷は、足尾鉱毒事件があったことを忘れさせるぐらい緑豊かな渓谷でした。
2012.5月のコラム

 5月 桜が終わりました。土手には4月いっぱい菜の花が咲いていました。桜の散り際のよさがよく言われていますが、菜の花の強さもよいと思います。昔、ビューティーペア(女子プロレス)が♪野に咲く白い花が好き〜と雑草の強さを唄っていたのを思い出します。

 痛ましい自動車事故の新聞記事が多いなか 5月4日プロ野球・ヤクルトの宮本慎也選手の最年長2000安打達成という明るい記事が載っています。4月28日には日本ハム稲葉篤紀選手が2000安打を達成しました。ともに94年ドラフトでヤクルト入りした同期生で、2人とも2000安打は1976試合目とのことです。
   
  毎日新聞の宮本選手の一問一答を読むと

・・・2000安打を打つのは主軸の人と思っていた。若い選手が「こつこつやれば僕らも届くんだ」と思ってくれればうれしい。・・・・プロに入って最初の4年間で野村(克也)監督に生きるすべを教えていただいた。足を向けて寝られない。・・・

等 答えています。宮本選手の人柄がよくでていると思います。
野村克也元ヤクルト監督も次のようにコメントしています。

チームが勝つことを最優先に自己犠牲の打撃を続けてきた宮本が安打で記録を残したことを心からたたえたい。

      「こつこつやれば僕らも届くんだ」

 大学の寮の先輩にビジネス書を出版している「明日香出版社」の創業者の石野誠一さんがいます。「小さな会社の社長業」「社長のルール」など自らも執筆出版していますがその著書のなかで必ず自己の信条「営々黙々花が咲いても咲かぬでも」を書いています。
 宮本選手の「こつこつやれば僕らにも届くんだ」の言葉で、先輩の信条を思い出しました。足を地につけて職務に励みたいと思います。








                                    石野誠一さんブログ   
2012.5月のひとりごと

   
みなさま、はじめまして。こんにちは!!
     牛尾会計事務所の二代目 牛尾克明です。

 昨年より当事務所に入りました。税理士試験には数年前に合格済みであり、現在資格取得要件である実務経験2年間の最中です。人と接することやデスクワークも好きなので、お客様とはもちろん、牛尾会計の職員の方々やこの業界の方々と日々切磋琢磨できたらなと思っております。
       
                  よろしくお願いします。


 最近、この一年やめていたジョギングを少しずつ始めています。一年前とは異なった気楽な心で走れています。細く長く続けられるのではないのかなと思う今日この頃であります・・・。

2012.4月のコラム

 4月 早稲田団地の桜は終わりましたが、早稲田公園の八重桜と三郷公園の芝桜は咲いています。

 京都御所が一般公開されているのでみました。御所内に入るのは初めてです。紫宸殿ししんでん)清涼殿せいりょうでん)小御所こごしょ)等を間近にみました。外からみていたよりも、広大だなと思いました。面積は約11万uとのことです。

 4月は入学式、入社式等の季節ですが、大学の入学を9月にしようとする動きがありますが、なにもかもがグローバル化する必要があるのかなと思います。グローバル化といいながらその中身は欧米化です。四季の移り変わりがあるのが日本のよさで、その中で人々の生活の行事がありました。小学生のころ姫路では一週間稲刈りのため休校でした。この稲刈りのあと、秋の運動会がありました。それがいつの間にか都会では、一学期に運動会が行われています。

  桜の季節、日本のよさを再認識したいものです。

2012.3月のコラム

 3月 確定申告が終わり一段落です。

伊豆の河津に河津桜をみに、妻と行ってきました。
川の両側に赤い桜が咲いていて、人も屋台もたくさんでていました。一般の桜の開花はこれからですが、今年は日立製作所中央研究所・高幡不動の桜をみに行きたいと思っています。
 江戸川の土手は今、菜の花で黄色のジュータンが一面に敷いてあるようですばらしいです。

 日経の「私の履歴書」に大和ハウス工業会長の樋口武男氏が連載しています。
文春新書で伝記を読みましたが、どちらも「凡事徹底」ということを強調しています。「基本を忠実にしっかりやれ」ということですが、仕事するうえにおいて、重要なことだと改めて思いました。

  樋口武男氏 著書

  • 『熱湯経営―「大組織病」に勝つ―』(文藝春秋文春新書)2007年
  • 『先の先を読め 複眼経営者「石橋信夫」という生き方』(文藝春秋・文春新書)2010年
2012.1月のコラム

1月 今年は辰年です。日本再生の年でありますように。

1月4日 故郷姫路で、高校の同期生の同窓会があり約100名が出席しました。恩師の英語の先生に、岩波書店発行の斉藤秀三郎著「英和中辞典」を古本屋で捜しているのですが見つからないと話したところ、3日後に先生所有の本を「英和辞典への再見参の心意気を尚し、ここに一老師より貴兄希求の一書を送呈す」の一文を添えてお送りいただきました。

 高校時代 生徒の質問に対して「辞書を見てみようか」と授業中よく辞書を開かれている姿を懐かしく思い出します。

 今年はハードカバーの本をじっくりと読みたいと思います。