2010.12月のコラム

 12月 平成23年度税制改正大網が閣議決定されました。
参議院での野党多数の逆転国会では来年1月、国会で税制関連法案が成立するかどうか不明です。新聞等では余り強調していませんが、税務実務に影響のある国税通則法の大幅な改正が行われました。

  @納税者権利憲章の制定
  A税務調査事前通知、更正処分の理由付記の法制化
  B更正の請求期間が1年から5年に延長。

Bの確定申告後、税金を減額するように納税者から税務署に請求することが出来る期間が1年から5年に延長されたことは、納税者にとって大きなメリットです。このことは、自民党政権の時代においても税理士会が繰り返し強く要望していたことです。民主党政権になって改正できたことがなぜ自民党政権下で出来なかったのか疑問が残るところです。

 法人関係では中小企業の法人税率が18%から15%に引き下げられました。地方税を含めたいわゆる法人実効税率は約32%から約29%になります。

 個人関係では子供手当ての財源確保のため高額所得者層に負担を求める内容になっています。 給与所得控除の上限設定、相続税基礎控除の引き下げ等です。

 去年の特殊支配会社税制の廃止、本年の国税通則法の改正等をみると、政権交代も必要かなと思います。問題は消費税の増税です。税制改正大網では[今後、社会保障制度の抜本改革の検討などと併せてその具体的内容について早急に検討を行ってまいります。」と記載していますが具体的な内容はありません。自民党は法人税率20%台への引き下げと消費税率の10%への引上げを税制改革の基本的考え方として明記しています。税務実務にかかわるものとしては、消費税率引上げは消費税の滞納が増えるなというのが実感です。

 皆様 クリスマスと良いお年をお迎えください。

2010.11月のコラム

 11月 早稲田団地は紅葉がすばらしいです。

 東京六大学野球は、早稲田の優勝で終わりました。斉藤佑樹も卒業です。早稲田の応援部も神宮が一番盛り上がった時期で、斉藤と同じ時期をすごした応援部員は幸せだったと思います。

 この月、三郷では上旬に地元団体主催の三郷市民祭り、中旬に商工会主催の商工祭りがあります。どちらも、親子が一緒になって楽しめる祭りです。税理士会越谷支部は商工祭りに無料税務相談コーナーを設けて参加しています。相談員を担当しています。
 11月は9月決算の会社の申告の月なので、忙しい月ですが相談の件数が多くないので、商工祭りの担当日はわりと落ちついた一日になります。

2010.10月のコラム

 10月 23年度税制改正の話題が、新聞に掲載され始めました。法人税率が下がることを期待しています。

 久しぶりに、故郷姫路に母の顔を見に帰省しました。あちらこちらの町内から太鼓の音が聞こえてきました。秋祭りの季節なんだと気が付きました。姫路は原則として各町会毎に神社に御輿(屋台)を持っています。各町会の屋台が一堂に集まって、練り合わせるのは壮観です。屋台の上に小学生が4人乗って掛け声をかけて太鼓をたたいていましたが、少子化のためか、男女平等のためか、女の子が乗って太鼓をたたいているのには少し驚きました。三郷では太鼓の音が聞こえないのは残念です。

 小学生の頃、姫路では秋、稲刈りのための休校がありました。秋祭りでは神社の境内で町会(というよりは村)の人々が芝居などをやっていました。阿波十兵衛の人形浄瑠璃、町内のおじさんが羽織袴で踊ったところ片一方の袴に両足をいれて、踊りの途中で足を広げようとして広げられなかったこと、ちり紙を燃やして千円札を出す手品をみてそれがトリックだとわからず家の庭でちり紙を何回も燃やしても千円札がでてこなかったことなど今では懐かしく思い出されます。

 姫路の海岸沿い(浜手といいますが漁師の町です)では「灘の喧嘩祭り」があります。浜手の屋台が集まり、本気で練り合わせるため時々亡くなる人が出ます。イメージとしては諏訪の御柱祭りのような雰囲気です。

 高校時代、浜手の同級生が祭りのため学校を休んでいましたが、屋台を担ぐためです。(ちなみに私の町会は市内にあり中学時代に青年会が解散したため屋台をかつぐ機会はありませんでした。)屋台と屋台をまともにぶつけるため、怖くなかったかと思いますが、彼らにとっては高校生になり屋台を担ぐことが成人式ではなかったかなと思います。


2010.10月のひとりごと

先日、新橋にあるカレッタ汐留の47Fの和食ダイニング「ZIPANGU(ジパング)」にランチに行ってきました。新橋駅から地下道でつながっており、地下2Fから46Fまでのノンストップエレベーターは凄く速くて爽快でした。このレストランは地上200mからの湾岸エリアを見渡せる位置にあり、目の前にはレインボーブリッジ、眼下には浜離宮恩賜庭園、右側には東京タワー、そして上空には時折飛行機が飛び立っていくのが見られるという贅沢な風景がひろがっていました。 
 そんな時、不思議な橋を発見!なんと橋げたがかかっていなくてジャンプ台みたいな橋。
建設中の橋?でもそんな話題聞いたことないし。。。。建設中といえば浅草のスカイツリー。主人はオランダにあるような跳ね橋?なんて言い出して。でも時間が経過しても橋が下がる気配はなく、たとえ下がったとしても絶対につながらないような橋。疑問を残したまま帰宅した翌日のこと。TVでちょうどこの橋のことを取り上げていました。「東京港臨海大橋(仮称)」概要は東京事港湾務所のHPにのっています。この橋は海上を跨ぐ区間の長さが約1618m(レイボーブリッジの約2倍)あり、三角形をつないでつくられるトラス橋とよばれるもので日本では一番長い橋になるそうです。2009年から着工が始まっており、2011年夏には完成予定とのことです。また、東京のランドマークができそうです。

 私が情報に疎かっただけなのかもしれませんが、もっとこの橋の建設も取り上げてほしいと思うほど不思議で魅力的でした。

 もちろん食事もおいしく、秋の味
“栗ごはん”を味わってきました。


 カレッタ汐留では、昔海だった汐留地区にちなみ、“海”をテーマにしたXmasイベント「caretta OCEAN Xmas2010」が1116日(火)〜1225日まで開催されるそうです。

是非、こちらも行ってみたいとおもいます。


 スタッフ:K (*^。^*)

        

2010.9月のコラム

 9月 残暑が続きましたが、日ごとに秋らしくなっていく今日この頃です。

 次男が司法試験に合格しました。平成20年長男が税理士試験に合格しています。二人ともよく頑張ったと思います。これからは社会人・専門家として着実に歩み成長していくことを願っています。


 先輩の会計事務所の社内旅行に参加して、土佐・松山に行ってきました。土佐のお土産物屋さんは、坂本龍馬一色でした。有名な四万十川の川下りもしました。天気予報では現地は雨の予定でしたが、旅行中雨にあわずよかったです。

 土佐といえば桂浜と龍馬像、見てきました。龍馬像は思っていたより大きかったです。目の前には太平洋「海は広いな大きいな♪行ってみたいなよその国」の歌詞を思い出しました。この地から坂本龍馬があらわれたのがなんとなくわかります。

 土佐の高知の播磨谷橋となるとペギー葉山の「南国土佐をあとにして」です。この歌を聞くと小学校のとき、運動会でPTAのお母さんたちが踊っていたことを懐かしく思い出します。
2010.9月のひとりごと

9月の連休に高知から松山へと四国を半周してきました。

高知竜馬空港からスタートです。
高知といえば坂本龍馬。バスのガイドさんがさっそく龍馬の話題に。「龍馬は
1115日生まれで奇しくも同じ日に亡くなったのです。」そう話すガイドさんの上にあるデジタル時計が1115分を表示しているでは!

 高知から桂浜に立ち寄り、四万十川の川下りをして後はひたすらバスに揺られて足摺岬に向かいます。
足摺岬は四国の最南端。「この地を目指さない限り訪れることのない場所」という説明を受けて地図を見ると確かに納得。四国には各県に空港があり、ついでには立ち寄らない地形に位置しています。足摺岬の展望台からは
270度海が望め、「あ〜地球ってやっぱり丸いんだ」ありきたりだけど目の前に広がる水平線に素直な感想がこぼれました。そうそう釣りバカ日誌の撮影が行われた地でもあるそうです。

 驚いたのはバスでもかなり遠い足摺の地に、四国88か所の霊場の38番札所があることです。歩いて巡礼すると三泊四日もかかるという、バスでも大変な行程は、アップダウンが厳しく人家もない山道がつづいていました。巡礼を観光の一環のように思っていましたが、とんでもない。心に強く念じるものが無いととても続くものではないことを目の当たりにしました。

 松山で訪れた坂の上の雲ミュージアム、旅の記念に司馬遼太郎の『坂の上の雲』を読もうと意気込んでいたところ全8巻…残念ながらまだ手にしていません。

この旅でお世話になった皆様にお礼を申し上げます。   
            スタッフw (*^_^*)
2010.8月のコラム

 8月 暑いです。甲子園の高校野球全国大会と、三郷の花火大会が終わると夏が終わるのですが、今年は未だ夏は終わりません。

 日本史の年表をみていると意外なことがわかります。NHKの「龍馬伝」坂本龍馬は28才で土佐藩を脱藩し、33才近江屋で暗殺されるまで、歴史上活躍した期間はわずか5年です。32才のとき薩長同盟を成立させていますが、このため歴史上に現れたといえます。「幕末を駆け抜けた」という表現がピッタリとあてはまります。

 1853年ペリーが浦賀に来航してから、1867年徳川慶喜が大政奉還するまでの期間は14年です。幕末は多くの作家のテーマにされているので長いように思われますが、改めて年表をみると短期間です。ペルー来航以前に事実上経済的、政治的、軍事的実力がなくなっていたということです。「幕府の力が衰えた」と表現されることがありますが、なぜ幕府の力が衰え薩摩、長州等の西南雄藩が力をつけたのか。このことは現在の企業経営における組織論においても重要な課題といえます。

 まだまだ暑い日が続くようですが、皆様 ご自愛ください。

2010.7月のコラム

 7月 高校野球の地方大会とともに夏が始まり、甲子園大会が終わると夏も終わります。東洋大学付属姫路高等学校が優勝したとき、故郷姫路は熱く燃えていました。

 小学生の頃、村の神社の境内で夏休み毎日ラジオ体操をしてカードに出席のスタンプを押してもらったことが懐かしく思い出されます。

 民主党 参議院選挙が敗北しました。政権政党にしては余りにも言葉が軽すぎます。漢書の「綸言(りんげん)汗の如し」という箴言(しんげん)を思い起こすべきです。
 民主党政権の成果が事業仕分けであったことは蓮舫議員の大量得票が示しています。

 消費税と法人税に対するとらえ方は、価値観によって大きく違ってくることを教えてくれます。

 政権政党はグローバル化に対するため、法人税率の引き下げと社会福祉充実のために消費税率の引き上げが必要であると主張します。
 一方反対の立場では、法人税率の引き下げによる財源不足を消費税率の引き上げにより補填しようとしその結果、低所得者に重税となると主張します。

 どちらも一理ありますが、その前に消費税制をもっと簡素でシンプルなものに改正してほしいものです。
2010.7月のひとりごと

 暑中お見舞い申し上げます。

 最低気温が25℃を超える熱帯夜になるとクーラーや扇風機をかけたまま寝て、夏風邪を引いてしまう人が多いそうです。

 自然な風をいれて風鈴で涼を取ろうにも、隣家のクーラーの室外機から熱風が送り込まれ騒音も入ってきてしまうようではこちらもクーラーで応戦せずにはいられません。(^_^;)

 タイマーをセットして冷えすぎに注意しながら上手に暑さと付き合っていくしかないようです。

 昨年夏は、三郷市役所にならって緑のカーテンを実行した我が家ですが、種まきが遅かったせいか秋風の吹く頃にゴーヤが葉を伸ばし収穫も食欲が出てからでした。

 今年の暑さ対策は早めに朝顔の種をまいてよしづを窓の外に吊るしました。
よしづをバックに朝顔が咲く光景は絵的にすてきです。断熱効果もあるようです。

 もう一つ今年から取り入れた我が家の暑さ対策は雨水利用の打ち水です。
小泉元首相が自身のメールマガジンで「打ち水」で「ヒートアイランド現象」やわらげに期待していると書いていましたが水道水から水を撒くのは、もったいないので屋根に降った雨水を雨どいからタンクにため置き翌日の打ち水に利用しました。

 タンクはネットでコンパクトなものを購入し自宅2階のベランダに設置しました。1階へ落ちる力を利用してシャワーにもなるので電気代も水道代もかかりません。自宅の周りだけですが打ち水で少しは涼しくなっている気がします。花の水遣りにも利用しています。
 何よりうれしいのは雨を喜べることです。雨の降った翌日タンクをのぞくと、なみなみと雨水が入っているのはうれしいものです。
 小市民の小さな幸せです。
                   スタッフ:Y(*^_^*)Y
2010.6月のコラム

6月、梅雨の季節ですが、朝 散歩をすると団地の植栽などに紫陽花が咲いていて夏の到来を想わせます。

 民主党の菅首相が消費税を10%にすることを述べています。税理士としては、消費税の滞納が増えるな、というのが実感です。税務署の徴収担当者も同じだと思います。源泉所得税を滞納する事業所は必ず消費税も滞納し、この2つはセットになっています。低所得者の消費税負担を軽減するために食料品関係は税率を低くするとも言っていますが、消費税制がさらに複雑になるということです。

 日本の消費税制は導入時、抵抗を少なくするため、課税の公平性に反する制度を多く設けています。それに伴い届出が多く税制を複雑にしています。最初売上3,000万円以下(現在は1,000万円以下)の事業者は消費税を納税しなくてよいことになっていました。 社員の給料から源泉所得税を天引きしておいて、売上が3,000万円以下の会社は天引きした源泉所得税を税務署に納めなくてよいことになれば社員は怒ります。「社員」を「消費者」に、「源泉所得税」を「消費税」に置き換えれば消費税制のおかしさがわかります。事業者の方は源泉所得税は預り金だという認識が徹底しているため、納税額に対して不満はありませんが、消費税については理屈では消費者からの預り金とわかっていても実感としては自分の税金で納税額が多い少ないという話になってきます。

 少し専門的になりますが消費税の計算方法には一般課税と簡易課税方式との2つがあり、どちらを選択するかによって納税額がちがってきます。そのため方式の選択により得した損したということが現実におこっています。どちらを選択するかを事前に届ける必要があります。その他いろいろの届出制度があります。

 第二次大戦前、ヨーロッパの外交は[複雑怪奇なり」といった日本の首相がいますが消費税はまさにそのとおりです。

 税率の引き上げ前に消費税制によって得した損したということのないよう課税の公平性を確保するため、簡易課税制度、各種に届出制度などを廃止しすべての事業者に一律に一般課税制度を適用する、単純明快もっとシンプルな税制に改めてほしいものです。
2010.6月のひとりごと
 絵本に興味のなかった我が子も、もうすぐ2歳になります。絵本もだいぶ楽しめるようになりました。

最近の悩みは、チョロチョロと、とてもよく動くことです。図書館で絵本を選ぶことが難しくなりました。

 そこで、事前にインターネットで絵本を調べていくことにしました。利用しているサイトには、たくさんの絵本の情報や絵本に関する様々なランキングが掲載されています。

 また、読み聞かせの様子を日記に残すことも出来ます。なかなか日記を綴る事はできませんが、掲載している方のものを読むと、みなさんとても楽しく、熱心に読み聞かせをしている様子に感心します。

 毎日追いかけまわして、ヘトヘトになっている場合ではない思う今日この頃です。


                   スタッフ:K (*^。^*)

 
2010.5月のコラム

 5月 会計事務所は、3月決算法人の5月申告の真っ最中です。三郷市の早稲田団地は、桜のトンネルから新緑のトンネルに変わりました。

 地元の小学校は5月は運動会の季節です。
朝、散歩をしていると小学校のグランドにビニールシートが一杯敷いてありました。土曜日が多いようですが瀬戸内海の島(その一つ、小豆島は壺井栄の二十四の瞳で有名です)は魚市場の休日の火曜日です。子供が在学中であるか否かにかかわらず、みんなが参加する島最大のイベントです。そこには都会ではなくなって久しい昭和の懐かしい運動会があります。

 事業仕分けが継続中ですが、族議員のいる自民党ではできないことなので、これだけは政権交代のメリットがあったかなと思います。
2010.5月のひとりごと

 最近よくテレビやニュースなどで『家電』が取り上げられている機会が多いなと思います。

 特に芸人の方々が家電について熱くトークをする番組は有名だと思いますが、機能や使い方などをわかりやすくかつおもしろく説明しているので視聴者側の私たちも購買意欲を多少なりともそそられるのではないでしょうか。

 最近で話題になった家電といえば「3Dテレビ」と「ipad」で市場が盛り上がりました。たまたま立ち寄った家電量販店でどちらも体験する機会があったのですが・・・どちらも「最先端」といった感じです。

 3Dテレビは奥行きをとても感じて、スポーツを見る時などは迫力があると思います。ipadはパソコンとスマートフォンのちょうど中間といったところで、使う人が使えばとてもいいデバイスになるかなといった感じでした。

 やはり、新しいものが出てもある程度使いこなさなければ開発者の方々にも報われないと思うのでなんとか使いこなしたいものです。

 SF映画の世界にしかなかったものが、5年後10年後には存在しているかもしれません。

 そう思うとこれから先がものすごく待ち遠しく思えます。

                     スタッフ:A (*^_^*)
2010.4月のコラム

 4月 変化が多い天気が続いていますが。江戸川の土手には、菜の花が咲いています。

 鳩山政権の米軍普天間基地の移設をめぐる迷走が続いています。
太平洋戦争の沖縄戦末期において、海軍司令官大田実中将が海軍令部に沖縄戦の現状を伝え最後に「沖縄県民欺く戦かえり、後世沖縄県民に特別の御高配を賜らんことを」との電文を送った後、自決しました。沖縄の人々に負担を求めるべきでないと思います。
 戦後60年、戦略的にどうであれ、未だ米軍基地が日本国内にあることこそ問題です。

 会社を40代半ばで退職し、カナダのSummerlandに夫婦で移住し、約20年生活している大学の先輩がいます。一時帰国されたのを機会に15人程集まって、ビデオを使ってカナダでの生活の話をきく会がありました。

 ビデオを見てまず思ったことは、カナダが広大だということです。
自然もすばらしいです。いままで海外旅行をしましたが、北アメリカには行っていません。南アメリカのペルーに行ってインカ帝国の遺跡は見たいです。
オーストラリアやニュージーランドもあまり行きたいとは思っていません。
自己分析してみると、歴史的伝統のないところには、あまり興味がないということです。今回、カナダのビデオをみて広大な大地・自然もいいなとおもいます。
カナダの土地を購入し、自らの手で土壌改良を行い家もたてています。
印象に残ったのは、かまぼこが食べたくなって、川に行って魚を釣り、本を参考にして一日かかってかまぼこをつくったという話です。食べるのには5分もかからなかったとのことです。我々の日常と全く違った生活がそこにはあります。

 ある女性評論家が定年後、蕎麦を打つ男に対してそれが本当に幸せなのかと問いかけた本がありますが、そのような生半可ものではありません。

 アメリカ、オーストラリア、アフリカ、ユーラシア、広大な大地を見てみたいものです。
2010.3月のコラム

 確定申告が終わり一段落したところです。経済状況がよくないため、資産税関係の申告が例年より少なかったです。

 確定申告期限の翌日、3月16日妻と多摩の青梅・吉野・梅郷に行ってきました。
 平日だったのでそれほど人は多くなくゆっくりと梅を見ることが出来ました。市が奨励しているのか生産緑地には梅が植えてあります。平日だったためかリタイヤしたと思われる団塊の世代が夫婦でグループで来ていました。
 多摩に行ったら是非訪れたいと思っていた吉川英治記念館にも行きました。100坪の敷地に、平家造りの自宅と別館として記念館がありました。前の道路は車が頻繁に通っていましたが、昔は落ち着いた静かなところだったのだろうと思いました。

 梅のあとは桜と考えるのが一般的ですが、実はこの間に菜の花が入ります。今、菜の花が満開です。江戸川の三郷側から流山側をみると、まるで黄色のジュウタンを敷いたかのように土手いっぱいに菜の花が咲いています。実に壮観です。

 これから首都圏の多くの庭園が花の季節を迎えます。美術館などの文化施設の豊富さもさることながら、旧大名屋敷跡の庭園等があることが首都圏の良さの一つです。

   小石川後楽園、六義園などの桜
   根津神社のつつじ
   亀戸天神の藤

下町、都管理の庭園の散策も、これからの季節よいと思います。

2010.3月のひとりごと

 事務所の皆様、確定申告お疲れ様でした。

 毎日遅くまで残業している皆様に申し訳ないなぁと思いながらもいつも早めにあがらせていただいていました・・・

 来年はもう少し貢献できるように頑張りたいと思います。


 確定申告が終わり、ほっとしているのもつかの間、子供たちが春休みに入り毎日のお弁当作りがあり、又違ったいそがしさが始まりました。

 新学期になる準備もありますが、今年中学3年生になる子がいるので我が家は初めて『受験』の年を迎えます。

 親も子もドキドキです。

 今、桜の花が咲き始めていますが、来年の今頃は笑ってお花見が出来ればいいなぁと思っているところです。

                      Y。。。
2010.2月のコラム

 2月 確定申告です。
バンクーバーでは、冬季オリンピックが開催されています。
日本選手、頑張って下さい。

 中小企業の資金繰り対策としての「中小企業金融円滑化法」が施行されました。景気はまだまだ回復しません。
際コーポレーション代表取締役 中島武著「そのお店、いまなら再生できます」を読んでいますが、漫然と経営することなく、現状を分析しどう対策をたてるか考えながら経営することの大切さがよくわかります。飲食店の再生が主たる内容ですが、すべての事業にあてはまると思います。

 前にも書きましたが、日曜日、夜、9時からの韓国ドラマ「イ・サン」と10時からの「龍馬伝」を見るのが楽しみです。両ドラマともますますおもしろくなってきました。香川照之の岩崎弥太郎、より迫力がでてきました。土佐の山内容堂は戊辰戦争のとき、出征する藩兵に「春まだ浅し、自愛せよ」という言葉を贈りましたが春はもうそこまできています。皆様もご自愛ください。

2010.1月のコラム

平成22年 1月 迎春

旧年中は大変お世話になりありがとうございました。皆様のご多幸とご健勝をお祈り申し上げます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」が始まりました。

 武田鉄矢が龍馬が好きで一時「龍馬、龍馬」と言っていたのを思い出します。

 大学の寮の同期で熊本済々黌(せいせい)高等学校出身の者も龍馬が好きで、生まれた子供の名前に「龍馬」とつけました。列車の中で「龍馬」と子供の名前を呼ぶとみんなが振り向くと言っていました。武田鉄矢は福岡出身ですが、九州男子は龍馬が好きなのかなと思ったりします。

 放送第1回目の土佐藩における上士と下士の身分差別は凄かったです。

 上士は、山内一豊が徳川家康から関が原の功績により土佐を与えられたとき連れてきた武士、下士は前の領主長曾我部の元家臣と聞いたことがあります。

 ドラマ進行の語り手を岩崎弥太郎役の香川照之が担っていますが、「龍馬伝」においては龍馬より弥太郎に興味があります。龍馬と対比させて三菱財閥創始者である岩崎弥太郎をどう描くか、です。上野の岩崎邸には2回行きました。戦後、神奈川県大磯の「エリザベスサンダーホーム」において、ハーフの孤児を育てたのは孫にあたる沢田美喜です。

2010.1月のひとりごと

 年が明けたと思ったら、もう1月も終わりに近づきました。

 まだまだ日暮れが早い季節ですが、帰宅後私がまずしなければいけないのが飼い犬の散歩です。

 10年ほど前「散歩は絶対自分たちでする!」という固い約束を結んで飼いだした娘たちは、学校だ部活だと今や全く当てに出来ず、結局私が行く破目になっています。

 これがなんとも億劫なんですが、いざ外へ出てしまえばよそのワンちゃんに会って飼い主さんとお話したり、冬の星座を眺めたりと、自分の中のスイッチの切替になって結構癒されたりしているのかもしれません。

 日は段々長くなりますが、寒さはこれからが本番。

 仕事に散歩に気合を入れてがんばります!

                      スタッフ:O (*^_^*)